2012年4月5日木曜日

広瀬仁(Stouch)の身上に関わる重要な報告


初めまして。 仁の姉です。



2012年3月28日の夜、仁は19年間の短くも激しい人生に自ら終止符を打ちました。


仁は数年前から精神不安定な状態が続いていました。長期間家族以外との人間関係を拒んで引き篭もり、自分との戦いの日々を過ごしていました。


1年程前、きっかけはわかりませんが、ラップを始めました。音楽は仁に幾つもの新しい扉を開きました。

音楽を通して仁は、彼の人生を変える大切な仲間達と出会いました。


仁の音楽に対しての情熱は大きく、
不安、苦しみ、恐怖、怒り、悲しみ、愛情、希望、様々な思いを音楽に乗せて伝えました。


数年前から毎日のように帰りたいと言っていた日本で、刺激を与え合える素敵な方々と出会い、音楽活動ができたことで、夢が一つ叶えられました。


仁にとって作品を受け入れてもらえることは、とても意味のあることだったはずです。
仁の生涯の中でも最も大切な時期だったと思います。


29日の夜、ふと夜空を見上げたら、流れ星が流れ落ちました。初めて見る流れ星でした。強い光を放って流れ、見えなくなりました。その姿は、仁と重なるところがあるように思いました。

沢山の方々に愛され、応援され、支えてもらっていたと聞いています。
皆様に心から深くお礼申し上げます。



2012年4月4日 アスンシオン市、パラグアイ